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kuniさん、こんばんは。
何故かというと、外国の空港税等はドル建て(外貨建て)だからなんです。
格安航空券の料金は、旅行会社が設定するものですから、
予約したときの料金が適用されるのですが、
空港税等の、旅行会社が立て替える税金につきましては、
料金が発券時に確定します。発券時に円に換算されるわけです。
ですので事前に「いくらです」と正確にご案内することができないんです。
そこで、為替リスクがない範囲で円建てに換算してで予約時に
案内しているわけです。
こうすると大幅な為替変動がない限り、予約時に案内した料金で済むのです。
このほうがお客様にとっても面倒がありません。
レート通りに換算してくれなくては困る!という方もいらっしゃると思いますが、
例えば、こんなことになったらどうでしょう?
予約時に案内された料金を振り込んだ、
旅行会社は入金を確認して、発券をしたらレートが少し上がっていて、
差額が123円あったとしましょう。
申し訳ないのですが、発券時の差額「123円」を追加で振り込んでくださいと
いったら、お客様に大変な手間がかかってしまいますし、
大抵、「振り込み手数料より高いお金を何故払わなければならないんだぁ!」
と怒られてしまいます。
そこで、大半の旅行会社は、社内レートにて空港税等を換算し、予め料金を
円建てでご案内しているわけです。
会社にも寄りますが、その月発券分の空港税額として、
毎月1回変えているところが多いです。
ご質問の旅行会社によって料金が違うのですが…
というのは、円建てに換算するレートの基準が、その会社によって違うからです。
社内レートは、その会社ごとに決めるものなのです。
円建ての料金設定時と、実際の金額で為替差損がないように決めなくては
いけませんので、社にレートの設定も結構難しいものなんですよ。
高くしすぎると、お客様に「たけ〜っ」て起こられちゃいますし…ね
よい旅を〜
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