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>これは私の発言からそう思われたということでよろしいでしょうか?
>他の匿名さんのカキコをみていると、なんか詳しそうなので、共有化されている事実を何かでご存知になられたのかなと ドキっとしました。
これは、掲示板のその他の書き込み報告を含めて、合理的に判断するとそうだろう、という推測です。検察庁→公安→FBI→移民局、という情報の流れだそうです。
日本の前科データがアメリカに流れているわけがないとする理由は、主に次の2点ですが、いずれも根拠としては不十分ですので、それらを理由に共有化されていないとはいえません。
1.プライバシー保護違反(憲法違反?)⇔日米では犯罪者情報共有化に関する協定(?)が結ばれており、前科情報提供は問題ない。
2.技術不足、予算不足⇔IT技術の進歩でデータベース照合は容易になり、翻訳の精度も上がっている。テロ対策で予算は潤沢。
現在は、逮捕歴や前科がある場合には、クロ(懲役がついた場合、重犯、麻薬、銃器、売春など)、シロ(単純に逮捕歴だけがあり無罪・不起訴)、グレー(略式罰金(一応前科)などのアメリカで言うmisdemeanor(軽度の犯罪)に相当するようなケース)、限りなくクロに近いグレー(懲役の執行猶予)を問わず、すべて申告しなさい(ビザを取りなさい)というのが、公式のガイドラインです。ですが、シロ、グレーでは、ビザを取らずとも入国できるケースがそれなりに多いのも事実です。
シロはともかく、グレーの対応は、すべてバレているが、入国審査官の判断で、入国させていると考えるのが合理的です。自分の日本での犯歴がアメリカ当局に登録されているかどうかを確認する方法は事実上なく、その対応はアメリカ移民弁護士に依頼するしかありません。
また、移民法改正や運用基準変更も時折行われているようで、去年OKだからといって必ずしも今年もOKにはならないというのも、難しいところです。
こういった話は、基本的には移民法というアメリカ法の話ですので、一冊の本ができるくらいのボリュームがありますし、具体的にはそれぞれのケースによっても違いますので、こういった掲示板では、安全サイドの話をするしかありません。つまり、グレーの場合はビザを取れということです。
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