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▼hiyoko73さん:
>ぴの様
>そうですか。なんだか、本当に、どこのだれかも分からない私に、親切に教えてくださって感謝しております。
>イギリスの会社に採用されました。研修は日本でも少し行われたため、その際に、日本人の事務の方から、「英国航空局(BAA)が皆さんのcriminal recordをとって、空港で働くにあたってのIDカードを与えるかを決めます」という話があったんです。
>そのため、ビザとともに、そのIDカードがとれるのかで悩んでいました。
>空港管理局や入国審査のような法的な機関であれば、警察の内部情報も見られるのではないかと思い、会社に打ち明けて、自分から辞退すべきなのではないかと思っておりました。
イギリスの会社への就職おめでとうございます。
心配ですよね。あなたの気持ちはよくわかります。
まず就労ビザは確実に取れます。犯罪経歴証明書にも
無犯罪とある人に就労ビザがとれないわけがない。
問題のIDカード(職場である空港内で勤務中に胸につけるカードですね、きっと)
ですが、あなたにイギリス国内での前歴、前科がないのであれば大丈夫なのではないでしょうか。いくら空港管理局や入国審査、あるいは現地の入国管理局であっても、前歴を管理している日本の警察のデータベースにアクセスするには
ちょっと考えただけでも、在イギリスの日本大使館から→外務省を通じて、さらに
国家公安委員会の管轄する警察庁、警視庁、に問い合わせる、という幾重ものパス(経路)が予想され、いかに犯罪防止、本人の身元確認、という名目であっても、そういうパスが容易に実現されたら、外交問題にもなると思うのです。
私は大丈夫だと思います。あなたは日本に保護されている
無犯罪人なのですから。
仮にいまあなたが会社に過去を打ち明けたら、聞いた側に責任が発生してしまい、
あなたを解雇せざるを得なくなります。
現実に、あなたは現在、善良な日本国民であり
普通に、就労ビザを取得し、イギリスで活躍できるのですから
IDカードをとれるはずです。
「英国航空局(BAA)が皆さんのcriminal recordをとって、空港で働くにあたってのIDカードを与えるかを決めます」>英国航空局(就職先?)の依頼で
これからあなたの指紋を顔写真ととるのでしょうか。
英国航空局があなたの犯歴(criminal record)をとるといっても
繰り返しますが、あなたのイギリス国内での過去、という意味だと
かなりの確度で信じます。
日本での過去は「犯罪経歴証明書」がすべてを表します。
答えになりましたでしょうか。
人間同士、あやまちを犯すこともあります。
大事なのは、そのあやまちに気づき、同じことは繰り返さないこと。
そして、こんどは自分以外の人のために生きる、そういう目的をみつけ
他人を幸せにすることを考えて誠実に生きることです。
男女問わず、そういう生き方をしている人は
顔もどんどん美しくなっていくものです。
ps:
日本の警察は、本音をいえば、全ての日本国民の指紋と顔写真が欲しい。
そうなれば犯罪捜査がより効率的に進められましょう。しかし、この
「究極のプライバシー」=(前歴・前科)は、個人情報保護法の観点からも
おいそれと警察外部、検察外部、法務省外部(検察は法務省の管轄)に
流出などできません。そんなことになれば上の人の首がいくつ飛ぶことでしょう。
犯罪者を作るのではなく、国民の財産・生命を保護し、犯罪の抑止、
犯罪者の更生が、警察、検察、裁判の目的です。
こうして、あなたが不安になり、心配し、それをもって、あなたを
二度と法を犯さない人間に成長させている、のであれば
日本のこういった仕組みも、よい方向に機能していると
思うのです。
けして犯罪を肯定し、むろんのこと、犯罪を奨励しているのではないこと
理解できると信じます。
いま会社に言えばそこでアウト(解雇)、
万が一IDカードでばれたら、そこでアウト(解雇)、
それなら、このまま処理をすすめていき、就労ビザはもちろんのこと、
IDカードが発行されたら、もう過去は振り返らず、
前を向いて生きて行ってくれることを願います。
あなたは現在、法的に国から認められている「無犯罪人」なのです。
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