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以前ここで執行猶予者についての情報を読ませていただき、いろいろ参考になりました。もし私の経験が皆様のお役に立てればと思い、書き込みさせていただきます。もし削除の必要があったら、申し訳ないのですが、もとしゅんさん、よろしくお願い致します。
私は以前業務上過失傷害で執行猶予4年を受け、執行猶予が終了の後、パスポートを取りました。(以前に取得した事がなかったので)
旅行の行き先はハワイでした。私には犯歴がある為、ビザウェーバープログラムは使えないと判断し、アメリカ大使館にビザを申請、指紋採取の後、面接を受けました。
面接自体はほんの10秒足らずで終わり、Approvedされたと書かれた紙を面接官からもらい、後ほどビザ付のパスポートが送られて来ました。私の場合、面接を受けてから2-3日で届きました。ビザは5年間有効の文字があったので、正直驚きました。てっきり旅行の旅に申請が必要だと思っていたので...
大使館に書類を申請する際、念の為に会社から日本語と英語の在職証明書を発行してもらい、一緒に提出しました。その後、Passportと一緒に郵便で返却れましたが。
必要がないので返却されたと思うのですが、旅行で行くだけで、予定通り帰ります、という意思を見せたかったので、必要、不必要に関わらず、私は送りました。
ハワイに着きImmigrationを通過する時、様々な質問を受けました。きっと他の一般の方より長かったと思います。内容はなぜビザをわざわざ取ったのか、誰と着たのか、その人との関係、事故の内容等‥。
私の場合、アメリカ人の彼と行ったので、その理由もあったと思います。緊張であまりうまく答えられなかったのですが、とにかく質問には正直に答えました。彼とはどんな関係かと聞かれたとき、Significant Otherと答えましたが、アメリカ人である事は告げました。
ビザを申請するとき、一緒に行く人、旅行先等の詳細を書く欄があります。飛行機の中で渡される紙は一般の人であれば、グリーンの紙に記入するのですが、私はビザ保持者の為、白い紙のほうに記入しました。そこにも一緒に渡航する人の名前を書く欄がありました。
あとImmigration通過の時に私がした事は、会社のIDカードを持ってパスポートと見せました。必要があれば、在職証明書を見せられるよう、手に持っていました。彼らにとって必要である情報は、今入国するその人に、本国に帰る意思がある事か、という事です。証明書や、IDカードがどれだけ役に立つかはわかりませんが、とにかくその意思は見てもらえたと思います。
その後無事にハワイに入国でき、楽しい初海外を楽しむ事ができました。
私はビザを取るほうを選択しましたが、実はぎりぎりまで迷った上の決断でした。人によれば、ビザを取得する必要はないといいますし、そうでない人もいますし、でも大使館のホームページでは必要と書かれていますよね。
ただもし何かあった時に責任を問われるのは旅行者本人、つまり私です。ずっと海外に行く事を楽しみにしていたので、もうこれ以上のトラブルは避けたく、ビザ取得を選びました。すごく緊張もして、目が回るぐらいでしたが、結果には大満足です。今度の1月にもアメリカに行く予定があるので、Immigrationでは正直に答えますし、在職証明も持って行く予定です。今でもその時のことを考えると本当にすごく緊張します。もしかしたら強制送還もありうると考えています。準備だけでも万全にして行きたいです。
同じような悩みを持っていらっしゃる方に少しでも参考になればよいです。私もくいる様にもとしゅんさんのホームページを見させていただいていました。かれこれ5年ほど前でした。執行猶予中に一時的なパスポートが取れるということで取得も考えましたが、執行猶予が終わるまで、私は待ちました。長かったけれど、待って良かったな、と今は思います。
これを読んでいただいている方の状況は様々だと思います。私の行った事が他の方のお役に立つのかは正直わかりません。
ちなみに申請に関して、私は全て一人で行いました。その事も最後まで迷っていましたが、弁護士も雇いませんでしたし、必要な書類はすべて自分で集めてました。犯歴謄本の英訳の提出もあったのですが、それも全て自分でしました。
これから海外に行かれる方も、今執行猶予中の方も成功を願ってやみません。
時間や労力も要りますが、絶対成功させるぞ、と思って頑張ってください!!
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