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みなさん、こんにちは。
前科者である私が無事入国、帰国できましたので
その報告をさせていただきます。(09年10月の入出国)
私は、14年位前に「窃」の付く罪名で懲役2年執行猶予5年の判決を受けました。
判決後は当時の職を辞し(会社の温情で依願退職扱い)ましたが、
現在では心を改め会社員として(管理職)まじめに働いています。
(会社は過去を知りません)
今回は業務上アメリカ出張を避けられず、覚悟の上で渡航しました。
まず出張が決まる前、ESTA導入直後(09年1月)に、
ESTAをすべて「いいえ」にチェックし、申請してみました。
それでまずは「渡航許可」が出ましたのである程度安心していました。
そして出張が決定後、旅行代理店の方が改めて申請してくれました。
(宿泊先情報等の記入等、追加事項を入れて。)
色々と心配な方はまずはご自分でESTA申請をしてみてください。
渡航予定がなくても申請できます。
ここでOKが出ると「入国許可」が出たわけではありませんが
少し安心できますよ。
機内で配られるI-94Wの
用紙もすべて「いいえ」での記入。
そして目的地ロサンゼルス空港(LAX)へ。
今回は業務上の渡航ですが、短期(1週間)なので
目的は「観光(sightseeing)」での入国です。
入国審査の順番待ちでは、あえて同行者の一番最後に並びました。
(窓口の列は、10以上だったと思います)
私の考えでは同じ渡航期間・同じホテルの滞在者が事前にスルーすることによって
同じ観光グループで「危険人物ではない」という印象を与えたかったためです。
1つの列から3人の審査官に振り分けられました。
私のグループの一人が通過した審査官に私が行くように指示を受けました。
まずは渡航目的(Why・・・?)を聞かれました。
もちろん「観光(sightseeing)」と答えました。
次に滞在期間(How long・・・?)です。
ここまで答えた後、
「グループか?」と聞かれました。
もちろん「Yes」。
するとそこで質問終了、私の目論見どおりです。
通常だと「滞在先」「どんなところを訪問するのか」等聞かれるようです。
次に指紋の採取です。
その後は顔写真を撮り、何事もなく入国パス出来ました。
所要時間は全部で90秒程度です。
審査官が情報を見ながら考えたり、躊躇していることなど
見ていた限り全く感じませんでした。
今まで「窃」前科の方の事例を見なかったので、
その手の前科の方々の参考になればと報告させていただきました。
とにかく心配な方は一度「ESTA」申請してみましょう。
ここでOKが出ればかなり安心できます。
ここでダメな場合はVISA申請が必須になるので
その時は渡航をあきらめるか、VISA申請をするかで決断するしかないようです。
今まで何年も前からこのサイトを参考にさせていただきましたが
本当に参考になり安心できたのは渡航結果報告でした。
親身になってアドバイスをしてくださる方々には失礼ですが
憶測・推測では不安は膨らむばかりです。
渡航できた方々はどんどん結果を報告していきましょう!
※今回の件は私自身のもので、他の方々のケースに当てはまるとは断言できません。ESTA申請を含め渡航に関しては自己責任でお願い致します。
※以前に執行猶予中を含め、仏・伊に数度渡航しましたが、この2ヶ国は何の心配も必要ありません。伊なんかパスポートを見ていないときもありました。
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