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えいちゃんさん、こんばんは。
ランドオペレーターとは、日本国内においては、AGTの依頼により海外のホテルやオプショナルツアー、ガイド、バスなどを手配代行する会社のことをいいます。
また、ホテル、飛行機、交通などをセットにして、旅行会社の主催ツアーという冠をつければパッケージツアーの完成という”旅行セット”を作っているところもあります。(旅行業界ではその”旅行セット”を”ユニット”と呼んでいます。)
国や地域によって異なりますが、一般的には2通りの収入形態があります。
AGTに仕入れ価格のまま卸して、サプライヤー(ホテル、航空会社など素材提供元)から手数料をとる形と、仕入れをした料金に手数料を乗せてAGTに卸す形です。
一定の送客をすると報奨金が出うる場合もあります。これが一般的にKB(キックバック)と呼ばれているものです。
じゃあ、旅行者が直接予約を入れたほうが、手数料が介在しないからお得なのでは…
と考えてしまうますが、一概にそうではありません。ある一定の送客を取り決めて仕入れ契約をしていますので、旅行者が直接予約をするよりは、安く販売できるわけです。その辺は、商品の生産ににたような感じでしょうか。1つ作るより大量に作るほうが単価が安くなるわけです。
手数料収入についてですが、それほど多くあるわけではありません。
10%がいいところではないでしょうか。それを下回っている場合も多いです。
ツアー代金を安くするためにAGTからは、もっと安くしてくれと値切られますので、ほとんど利益の無い価格で手配を行うこともしばしばです。
じゃあ何で利益を上げるかというと、お土産やさんに立ち寄ったりして、そのお土産屋さんから販売手数料をもらったり、ガイドさんがバスの車内でお土産品の販売をしてたり、ツアーに組み込まれたレストランから送客手数料をもらったりして利益を上げるのです。
ですので、安いツアーではお土産屋さんにたくさん立ち寄ったりするわけです。
参考になりましたでしょうか。
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