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アメリカ入国審査に関しては、厳しくなることは有っても軽くなることは有りません。
「疑わしくは罰する(怪しいヤツは入れない)」のが通るのが、入国審査です。
先のコメントでも行いましたが、逮捕歴が付いただけでもビザ免除プログラムは
使用できません。ESTAで不実申告を行わなければ承認は得られません。
将来的には、日米で指紋情報を共有しますので、今回は良くても次回以降が
問題となり得ます。指紋情報の共有とは、1次スクリーニングで該当の有無、
2次スクリーニングは書面(FAXや電子メール含む)要請で詳細情報が出る。様な
システムになるようです。
今回の入国は問題なく出来たとしても、次回以降に問題が発覚した場合
とても大きな事になりかねません。
指紋情報共有が始まれば、1次スクリーニングだけでも該当が発覚すれば、
いわゆる別室に連行されるでしょう。取り調べ後にお沙汰が出るわけです。
1.ESTA不実申告で承認、入国審査時逮捕歴が発覚
→ビザ免除用件を満たしていないので、入国拒否(以降、ビザ取得で入国可)
2.ESTA不実申告で承認、逮捕歴、過去の不法入国が発覚
→移民法違反にて永久入国拒否&拘束の可能性も有り
要するに、入国拒否はアメリカに入国前ですので、他の法には触れていません。
しかし、一度不法入国となりますと、アメリカの関連法を犯す事になるんです。
利益も不利益も、相談者のあなたに直接掛かりますので、よくよく考えて
渡米してください。
基本的には、ビザ取得するべき案件です。
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